なぜ3人だけに… 米大学バスケで起こった“9人退場”の珍事に衝撃「いったい何が?」
さらに累積ファウルと負傷で2人が退場…3人で戦う様子に米衝撃「非現実的だ」
全12人のうち7人を失い、交代可能な選手がゼロとなったアラバマ大。しかし、その後イングラムが5個目のファウルを犯して退場し、さらにルーキーのジョン・ペティが負傷でプレー続行が不可能に。残り10分41秒から「3人」で戦うことを余儀なくされた。
米スポーツ専門サイト「DEADSPIN」は公式ツイッターに「注目:アラバマ大は3人だけになった」とつづり、3人だけで相手に立ち向かう動画を公開。ファンからは「非現実的だ」「まさにクレイジー」「こんなことが可能なのか?」「これぞ無謀というものだ」と驚きのコメントが寄せられた。米国で最も権威のあるスポーツ総合誌「スポーツ・イラストレイテッド」電子版も、「いったい何が起きているんだ?」と取り上げている。
日本のBリーグでは、2016年に小競り合いをきっかけに両チーム合わせて11人が退場になるハプニングがあったが、1チーム最少人数の5人を上回る6人と7人が両軍にそれぞれ残っていた。プレー可能な人数が3人だけ、というのがいかに珍しい出来事かが分かるだろう。
試合はその後、3人のアラバマ大が追い上げる“プチミラクル”を起こしたが、逆転するまでには至らず84-89で敗戦。何ともほろ苦い今季初黒星となった。