井上尚弥に敗れた兄の“雪辱”を宣言 世界挑戦の弟「マロニーは本物と見せつける」
ボクシングの前WBA世界スーパーフライ級正規王者アンドリュー・マロニー(オーストラリア)は14日(日本時間15日)、同級タイトルマッチで王者ジョシュア・フランコ(米国)に挑戦する。双子の兄・ジェイソンは、2週間前にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に7回KO負けで王座奪取に失敗。アンドリューは兄の“リベンジ”を誓った。
WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ、アンドリュー・マロニーが世界再挑戦
ボクシングの前WBA世界スーパーフライ級正規王者アンドリュー・マロニー(オーストラリア)は14日(日本時間15日)、同級タイトルマッチで王者ジョシュア・フランコ(米国)に挑戦する。双子の兄・ジェイソンは、2週間前にWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に7回KO負けで王座奪取に失敗。アンドリューは兄の“リベンジ”を誓った。
ダイレクトリマッチに臨む弟・アンドリューの意気込みを伝えたのは、米専門メディア「ボクシングシーン.com」だった。「アンドリュー・マロニーは兄がイノウエにKO負けしたことから、より大きなモチベーションを引き出す」の見出しで記事を掲載。こうつづっている。
「日本人スターのナオヤ・イノウエに兄のジェイソンが敗れた2週間後、アンドリュー・マロニーはオーストラリアへの長い旅路にポジティブな雰囲気をもたらすのは自分の役目だと感じている。アンドリュー・マロニーは土曜夜にフランコとの再戦に臨む」
6月にはアンドリューがフランコに判定負けで王座陥落。2日後、同じ米ラスベガスでジェイソンがノンタイトル戦で勝利を収め、弟の無念を晴らした。しかし、ジェイソンは2週間前に井上に敗北。今度は弟の番だ。世界挑戦に向けてこう語っているという。
「間違いなくモチベーションになるよ。前回と似ている。自分が負けた2日後にジェイソンが戦い、我々の名誉を挽回した。彼はやったんだ。彼は素晴らしいパフォーマンスを見せて試合に勝った。そして今回も同じ。名誉挽回し、ここにいる人々と世界中にマロニーは本物だと見せつけるんだ。土曜の勝利は、人々に我々が何者かを思い出させるものだ」
記事では「いつも通り、ジェイソン・マロニーはMGMグランドコンフェレンスセンターで、弟が115ポンド(スーパーフライ級)の王座をフランコから奪還することを目指す試合で、リングサイドに立つ」と説明。兄がリングサイドから見守るようだ。マロニー一家にチャンピオンベルトを取り戻す戦いとなる。
(THE ANSWER編集部)