浦和に“シャープシューター”あり アジア王者確約の“咆哮弾”に海外脱帽「雄大な勝者」
中東メディアも25歳の助っ人に脱帽「浦和に遅くなった王者の称号をもたらした」
中東メディア「Gulf Today」も、2007年以来となるアジア王者に輝いた浦和の勝利を大々的に報道。記事では、「ブラジルが生んだ“シャープシューター”ラファエル・シルバが、浦和に遅くなった王者の称号をもたらした」と記すとともに、25歳の助っ人のコメントを紹介している。
「今自分がどれほど幸せを感じているか説明することができない。怪我もあって難しい週を過ごすことになったけど、今日(チームの)役に立つことができた。僕たちは観客の凄まじいエネルギーを受け取って、100%のアドレナリンで走り続けることができた」
勝負を決めたゴールについて、記事では「第1戦でも得点を記録したこのストライカーが雄大な勝者として爆発した」と振り返り、「凄まじいひと振りの後の彼の咆哮は、浦和の歴史的な勝利を意味していた。そしてこの浦和の歓喜は、来月に控えるクラブワールドカップへの挑戦状の獲得も意味している」と各大陸の王者が集う大舞台への出場決定も伝えている
浦和はリーグ戦で7位に甘んじているが、10年ぶりのACL優勝で勢いはついた。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド擁するレアル・マドリードなど強豪が出場する12月のクラブワールドカップで、どこまで戦えるか。今季浦和の一員となり、アジアの頂点まで駆け抜けたラファエル・シルバは、“世界”を相手にも全力疾走を続ける。