日本ラグビー協会が初の審判発掘企画を実施 夢はW杯&五輪「年齢、性別問いません」
日本ラグビー協会は29日、初のレフェリー発掘プロジェクトを実施すると発表した。将来、国際舞台でマッチオフィシャルとして活躍できるタレントの発掘を目的とした公募式のプログラムで、協会初の試み。
公募式のプログラム、11月1日からエントリー開始
日本ラグビー協会は29日、初のレフェリー発掘プロジェクトを実施すると発表した。将来、国際舞台でマッチオフィシャルとして活躍できるタレントの発掘を目的とした公募式のプログラムで、協会初の試み。
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「年齢、性別、競技歴やレフェリー歴に捉われず、未来のインターナショナルレフェリーとして、W杯や五輪でマッチオフィシャルとして活躍できるタレントを発掘する」を目的とし、参加資格は性別、年齢不問でレフェリー活動に興味があり、この目的に合致する者。
1次選考の書類選考、2次選考の個人面接、最終選考の体力測定(ブロンコ走、40メートル走)と実技(レフェリング)によって実施される。エントリーは11月1日から12月15日まで。12月1日から1次選考が開始され、最終選考は3月を予定。
日本ラグビー協会の技術部門・原田隆司氏は「ラグビーワールカップ(W杯)の興奮から1年。すべての試合において、試合の興奮と共に、その試合を成り立たせるため、マッチオフィシャル(レフェリー、アシスタントレフェリー、TMOなど)が重要な一役を担っていたことも感じていただけたのではないでしょうか」と昨年のW杯日本大会を回顧した。
その上で「日本からは、久保修平氏がアシスタントレフェリーとしてマッチオフィシャルチームの一員として参加し、立派に役割を遂行しました。 W杯やオリンピックといった世界舞台のマッチオフィシャルを目指しませんか。レフェリー発掘プロジェクトでは、ラグビーのレフェリーとして世界舞台に立ちたいと思う方なら、年齢、性別は問いません」と呼びかけた。
「プロジェクトの一員に認められた方は、海外での中期・長期のレフェリー研修や国内トップゲームでの経験を積みながら、世界を目指します。皆さんのエントリーをお待ちしています」とPRした。詳細は日本ラグビー協会公式サイトまで。
(THE ANSWER編集部)