日本を愛したW杯豪代表ポーコックがパナソニック退団「太田市の生活が大好きでした」
ラグビーのトップリーグ・パナソニックは23日、昨年のワールドカップ(W杯)日本大会の豪州代表FLデービッド・ポーコックら3人の外国人選手が退団することを発表した。
親日家のジャッカル名手、昨年のW杯で8強入りに貢献
ラグビーのトップリーグ・パナソニックは23日、昨年のワールドカップ(W杯)日本大会の豪州代表FLデービッド・ポーコックら3人の外国人選手が退団することを発表した。
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ポーコックは2016年シーズンにパナソニック加入。「ジャッカル」を武器に豪州代表としても活躍し、昨年のW杯日本大会で8強入りに貢献した。また、日本を深く愛し、W杯の大会前には「日本の美しい自然を沢山見られる事をとても楽しみにしています」とツイッターに記し、日本人ファンにオススメの自然あふれるスポットの情報も呼びかけていた。
ポーコックはチームを通じて「このクラブでたくさんの素晴らしいアスリート、そして男たちと一緒にプレーできたことを誇りに思います」と感謝。「日本のラグビーがどんどん強くなっていく時代にこの国でプレーできたことはエキサイティングであり、私にラグビーという競技について今までと違う観点や機会を与えてくれました」とコメントした。
「またパナソニックと日本のラグビーにとって、明るい未来を約束された多くの若い選手たちを見られたことは素晴らしい経験となりました」と回顧。「私は、太田市での生活が大好きでした。私が太田市にいた期間で、本当にフレンドリーでホスピタリティーに溢れた人たちに出会うことができました」と地元のファンに改めて思いを寄せた。
「私のラグビーキャリアを終えるにあたり、自身の次のステージを楽しみにしています。そして、これからもワイルドナイツの今後を熊谷のワイルドナイツサポーターの皆さんと一緒に応援し続けたいと思います」とした。
また、CTBラトゥ・ウィリアム・クルーガー、LOハミッシュ・ダルゼルも退団を発表。合わせて、U-20豪州代表経験のあるLOエセイ・ハアンガナとCTB/WTB/FBセミシ・トゥポウの入団も明らかにした。
(THE ANSWER編集部)