地元の街を愛犬とともに散歩していたジョコビッチだったが…

　男子テニスの世界ランク1位ノバク・ジョコビッチ（セルビア）が、地元の子どもたちに“即席テニス教室”を開いたようだ。犬の散歩中の出来事を、ATP公式中継サイト「テニスTV」が動画で公開。海外ファンからは「凄く羨ましい」「子どもたちにとっては最高のサプライズ」などと反響が寄せられている。

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　世界トップの男が、犬の散歩中にまさかの“テニス教室”を開催だ。革ジャン姿のジョコビッチが、白く小さな愛犬を連れている。数人の子どもたちのうち、1人の男の子と対面してスイングを教えているようだ。まずは右手で握手。続けざまにラケットを手渡し、同じように握るシェイクハンドを“伝授”。両手に触れ、足の開き方を指導し、反復でラケットを振らせてアドバイスを送っていた。

　実際の動画を、「テニスTV」公式インスタグラムが公開。文面に「ベオグラードの路上で、ジョコビッチが子どもたちにテニスのレッスンを行った」と投稿している。英紙「デイリーメール」は「セルビアのスポーツ界最高のスターに対し、子どもたちは33歳を囲み、羨望の眼差しで彼を見ていた」と伝えている。

　動画に対し、海外ファンからは「偉大な選手の偉大な人間性」「なんというナイスガイ」「凄く羨ましい」「子どもたちにとっては最高のサプライズになったね」「良いコーチにもなれそう」「ジョコビッチ・アカデミー」などと反響が寄せられている。準優勝した全仏オープンから故郷に戻ってきた世界ランク1位は、地元の子ども達に大人気のようだ。