デアリングタクトへ海外から称賛続々 無敗の三冠牝馬は「エキサイティングな能力」
競馬のG1秋華賞(京都・芝2000メートル)は18日、松山弘平騎乗の1番人気デアリングタクト(牝3、栗東・杉山)が断然の支持に応え、デビューから5戦5勝で牝馬三冠を達成した。無敗での牝馬三冠は史上初の快挙。貫録の勝利に、海外メディアも「エキサイティングな能力」「唯一の無敗で秋華賞に勝利」などと賛辞を送っている。
18日のG1秋華賞で牝馬三冠を達成
競馬のG1秋華賞(京都・芝2000メートル)は18日、松山弘平騎乗の1番人気デアリングタクト(牝3、栗東・杉山)が断然の支持に応え、デビューから5戦5勝で牝馬三冠を達成した。無敗での牝馬三冠は史上初の快挙。貫録の勝利に、海外メディアも「エキサイティングな能力」「唯一の無敗で秋華賞に勝利」などと賛辞を送っている。
道中は中団よりも後ろに控えたデアリングタクト。外目のポジションを確保し、レースの中盤にじわじわと動いていった。勝負の4コーナーでも馬なりで進出。5番手で直線を向くと、馬場の真ん中を余裕たっぷりに抜け出し、最後は追いすがる後続に1馬身1/4差をつける堂々の勝利だった。
この勝利に、UAEの競馬専門局「ドバイレーシングチャンネル」公式ツイッターが反応。文面に「日本のエキサイティングな能力。デアリングタクトよ、おめでとう」とつづって祝福している。また、米専門メディア「TVG」の国際競馬の解説員、キャンディス・ハレ氏もツイッターで「デアリングタクトは地面をじっと見つめ、そして笑った。トップクラスの牝馬だ」と絶賛した。
豪メディア「ANZブラッドストック」のアンドリュー・ホーキンス記者もツイッターで言及。「彼女の名は日本の三冠牝馬、デアリングタクト! メジロラモーヌ、スティルインラブ、アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイと肩を並べた。しかし、その中でデアリングタクトは唯一の無敗で秋華賞に勝利した馬になった」と歴代の名馬を上回る点に注目していた。
(THE ANSWER編集部)