23歳脇元華が2アンダー急浮上 初Vへカギはグリーン上「パットのリズムだけ考えて」
女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース2日目が17日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6659ヤード、パー72)にて無観客で行われた。36位から出た脇元華(GMOインターネットグループ)が4バーディー、1ボギーの69をマーク。通算2アンダーに伸ばし、ホールアウト時点で4位に浮上した。
富士通レディース2日目
女子ゴルフの国内ツアー・富士通レディース2日目が17日、千葉・東急セブンハンドレッドC(6659ヤード、パー72)にて無観客で行われた。36位から出た脇元華(GMOインターネットグループ)が4バーディー、1ボギーの69をマーク。通算2アンダーに伸ばし、ホールアウト時点で4位に浮上した。
荒天に加えて、気温12度。厳しい環境の中で23歳脇元が初優勝を狙える位置に浮上してきた。「雨も風も強くて、体感温度は10度を下回るような感じで、苦しいゴルフでした」と言いつつも、スコアを伸ばせた要因はパットだった。
「最近パットの調子が悪くて悩んでいたんですが、練習で色々試して良くなってきた。それがうまくかみ合った。ストロークを考えるのではなく、リズムだけを考えてという感じ。(リズムを)一定にして打つ練習をしてきた」と振り返った。
ルーキーイヤーの昨年は賞金ランク47位で初のシード獲得。初優勝への期待が集まる中で迎えた今季だったが、出場7試合で予選落ち3試合。最高48位と苦戦が続いていた。
「ずっと調子が上がらない状態。飛距離は伸びてきたんですが、距離感がつかめていない状態もあって、加えてパットもあまり良くなかった。今週はだいぶパットで調子が出てきたのが良かったです」とホッとした表情だった。
174センチの長身に加え容姿端麗。ファンの期待も大きい脇元は「明日も曇り予報ですが、今日と一緒で集中力を切らさずに、パットのリズムだけを考えてゴルフをしていきたいです」と冷静に最終日を迎える。
(THE ANSWER編集部)