154kmライナーが直撃! 投手の“背中トラップ打球処理”に米悲鳴「俺なら泣いてた」
米大リーグのプレーオフで痛~いファインプレーが飛び出した。打者の打った95.7マイル(約154キロ)のライナーが投手の背中に直撃。しかし、これでボールが足元に転がり、すかさず処理して投ゴロになった。米ファンの間で「俺なら泣いてた」と話題を呼んでいる。
レイズ右腕グラスノー、ライナーが背中直撃も投ゴロに…
米大リーグのプレーオフで痛~いファインプレーが飛び出した。打者の打った95.7マイル(約154キロ)のライナーが投手の背中に直撃。しかし、これでボールが足元に転がり、すかさず処理して投ゴロになった。米ファンの間で「俺なら泣いてた」と話題を呼んでいる。
まさかのプレーは15日(日本時間16日)のア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦、レイズ―アストロズ戦で起きた。レイズが0-1とビハインドで迎えた2回1死一塁の守備、投手のグラスノーが投じた3球目の100マイル(約161キロ)直球は真ん中付近に甘く入った。これを打者のスプリンガーが鋭く弾き返す。ライナーでお手本のようなピッチャー返しとなったが、問題はその打球だった。
投げ終わりで一塁方向に体が向いていたグラスノーの背中付近にダイレクトで直撃。しかし、ここからが凄い。一度高く浮き上がった打球を見失ったが、足元にポトリと落ちるとすぐさま反応。拾い上げると素早く一塁へ送球した。痛みもなんの、悠々とアウトに仕留めてみせた。MLB公式サイトのダレン・ウィルマン氏のツイートによると、この打球速度は95.7マイルだったという。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の名物セレブ、ロブ・フリードマン氏は自身のツイッターに「グラスノーは壊せない」とつづり、実際のシーンを動画付きで公開。目撃した米ファンからは「そして信じられないほどハンサム」「グラスノーがボール凹ませたかも」「アストロズファンだけど、本当に心配になった」「一塁へ弾こうとしたのかな」「俺なら泣いてた」「またの名をスティールノー」と驚きの声が上がった。
この回に1点を失ったものの、6回4失点と力投したグラスノー。敗戦投手にはなったが、体を張ったアウトに対する執念が注目を浴びていた。
(THE ANSWER編集部)