英競馬で珍事 “入れ替わり事件”はなぜ起きたのか…名伯楽謝罪「弁解の余地はない」
英競馬で珍事が起きた。現地時間9日の2歳牝馬のG1フィリーズマイル(英ニューマーケット、芝1600メートル)で、アイルランドのA・オブライエン厩舎の管理馬2頭が入れ替わって出走していたことが、レース後に判明。なぜ前代未聞の“事件”が起きたのか――。オブライエン師が事情を明かしている。英紙が報じている。
名門オブライエン厩舎の2歳牝馬2頭が入れ替わってレースに出走
英競馬で珍事が起きた。現地時間9日の2歳牝馬のG1フィリーズマイル(英ニューマーケット、芝1600メートル)で、アイルランドのA・オブライエン厩舎の管理馬2頭が入れ替わって出走していたことが、レース後に判明。なぜ前代未聞の“事件”が起きたのか――。オブライエン師が事情を明かしている。英紙が報じている。
問題となっているのは、フィリーズマイルに出走したA・オブライエン厩舎所属のディープインパクト産駒スノーフォールとマザーアースの2頭。どちらも同じ馬主の勝負服で、毛色も同じ(鹿毛)だった。
スノーフォールは3着に入り、マザーアースは8着だったが、なんと両馬は逆だったことがレース後に判明。現地では騒ぎになっている。
なぜこんなミスが起きたのか、英専門紙「レーシングポスト」が同師の弁を紹介。「1日中忙しかったのでレースをライブで見てはいなかった。ツイッターで気にしていた」「レースを聞いていて、リプレーを見た時に初めて気づいた。すぐに分かった」と話しているという。
オブライエン師は現地にはおらず、リプレーを見て異変に気づいたという。