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今季のダルビッシュは「カブス選手で最高」と地元局断言「彼なしでPO進出なかった」

米大リーグのカブス・ダルビッシュ有投手は新型コロナウイルス蔓延の影響により、今季日本人初の最多勝に輝くなど、圧倒的なパフォーマンスを見せた。プレーオフはワイルドカード・シリーズでチームは敗れたものの、地元放送局の「NBCスポーツ・シカゴ」は改めて、ダルビッシュの今季の働きを評価している。

ダルビッシュ有【写真:AP】
ダルビッシュ有【写真:AP】

日本人初の最多勝を獲得した今季を回顧「カブス選手のパフォーマンスの中で最高」

 米大リーグのカブス・ダルビッシュ有投手は新型コロナウイルス蔓延の影響により、今季日本人初の最多勝に輝くなど、圧倒的なパフォーマンスを見せた。プレーオフはワイルドカード・シリーズでチームは敗れたものの、地元放送局の「NBCスポーツ・シカゴ」は改めて、ダルビッシュの今季の働きを評価している。

 記事は「ダルビッシュのサイ・ヤング賞級の活躍は2020年のカブス選手が残したパフォーマンスの中で最高」の見出しで掲載。今季のチームでトップの働きだったと評した。

「2020年シーズンを迎えるにあたって、カブスにとっての一つの疑問はダルビッシュが2019年後半に見せた支配的な投球が、引き続き見られるだろうかということだった」と指摘。その上で「ブルワーズ戦での今季最初の登板ではまずまずだったが、その後の活躍は確かに『YES』と言える内容だった」と評価した。

 今季は開幕が遅れ、60試合という短期決戦。難しい調整が強いられる中で8勝3敗で日本人初の最多勝を獲得し、防御率2.01、93奪三振と結果を残した。「ダルビッシュはカブスの先発ローテの中で常にホットな存在だった。サイ・ヤング賞級のクオリティで、9月が始まる前までは同賞の大本命だった」と称えた。

「ポストシーズンでは負けてしまったが、カブスは彼なしでプレーオフに進出することはなかっただろう」とも指摘。改めて、ダルビッシュが残した今季の功績に拍手を送っていた。

(THE ANSWER編集部)


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