全仏OPで珍事 女子選手が試合中に恋人へ席替え指示「移って他の席に!気が散るの」
現在開催中のテニスの4大大会・全仏オープンで女子選手と恋人の思わぬ“騒動”が起きた。試合を観戦していたボーイフレンドに席替えを要求。いったい、その理由とは――。海外メディアがその様子を撮影しており、「困ったものだ!」などと特集されている。
コリンズが試合中にトレーナーを務める彼氏に要求、その様子を海外メディア撮影
現在開催中のテニスの4大大会・全仏オープンで女子選手と恋人の思わぬ“騒動”が起きた。試合を観戦していたボーイフレンドに席替えを要求。いったい、その理由とは――。海外メディアがその様子を撮影しており、「困ったものだ!」などと特集されている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
予期せぬ注目を集めているのは、世界ランク57位ダニエル・コリンズ(米国)だった。7日に行われた女子シングルス準々決勝の同6位ソフィア・ケニン(米国)戦、第1セットを落とし、後がない2セット序盤だった。コリンズは何やら客席に向かって声をかける。そして、視線を向けた先で男性がそそくさと立ち上がると、出入り口から姿を消した。しばらくすると、エリアを変えた客席に先ほどの男性の姿。これは、いったい……。
真相を報じているのは、ロシア放送局「ロシアトゥデー」。その見出しは「困ったものだ! 米スター選手のダニエル・コリンズが、全仏オープンを観戦している彼氏にボックス席からの移動を要求。理由は気が散るからとのこと」だった。「ソフィア・ケニン戦で厄介な出来事が生まれた」と報じた記事では、実際のシーンの動画とともに、試合中にスタンドで彼氏に席の移動を要求したことを伝えている。
彼氏は豪州でプレーした元アメフト選手のトム・カウチさん、現在はトレーナーを務めていると紹介。その上で、コリンズが「他の席に座って。他の席に! 私は気が散っているの」と叫んだ発言の内容を伝えている。また、試合後に本人が説明したコメントも報じ、「私は彼氏を別の席に移動させました。気が散ってしまったからです」と語ったという。
さらに「私がサーブを打つときに、後ろにいる私のチームの人たちが目に入りました。それがあんまり好きじゃないんです」と説明。「(3回戦の)ムグルサとの試合の時は、彼らはサイドに座っていたのですが、(4回戦の)ジャバーとの試合の時も後ろに座っていたのです。それも本当に嫌だった。これはメンタル的な問題です」と話し、集中の妨げとなったことが原因だったようだ。
恋人の席替えで集中を取り戻したのか、このセットを取ったコリンズだったが、第3セットは力尽き、4強進出はならなかった。
(THE ANSWER編集部)