原英莉花、圧勝のメジャー初V 小祝と「痺れる」優勝争いに「体がブルっちゃう感じ」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終日が4日、福岡・ザ・クラシックGC(6761ヤード・パー72)にて無観客で行われ、2位と4打差の単独首位で出た原英莉花(日本通運)が2位と4打差の通算16アンダーでメジャー初優勝を果たした。昨年6月以来1年4か月ぶりのツアー通算2勝目。同じ黄金世代の小祝さくら(ニトリ)との最終組対決となり、女子ゴルファー日本一の栄誉を圧勝で手にした。小祝は2位だった。
日本女子オープン最終日、原英莉花が「女子ゴルファー日本一」
女子ゴルフの国内メジャー・日本女子オープン最終日が4日、福岡・ザ・クラシックGC(6761ヤード・パー72)にて無観客で行われ、2位と4打差の単独首位で出た原英莉花(日本通運)が2位と4打差の通算16アンダーでメジャー初優勝を果たした。昨年6月以来1年4か月ぶりのツアー通算2勝目。同じ黄金世代の小祝さくら(ニトリ)との最終組対決となり、女子ゴルファー日本一の栄誉を圧勝で手にした。小祝は2位だった。
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原は1番でいきなりバーディー。6番でボギーとしたが、8番パー5で第2打を花道まで運ぶと、第3打をアプローチで寄せてバーディー。11番第2打では小祝が先にピンそば約50センチにつけると、直後に同じ距離につけ返した。2人そろってバーディー。12番でも小祝が先にバーディーを奪った直後に原も1つ伸ばした。13番ではチップインで3連続バーディー。以降も崩れることなく逃げ切って見せた。
優勝インタビューでは「本当に痺れる戦いだったけど、最後まで気を抜かずに優勝できて嬉しく思います」と笑顔。追われる立場に「やっぱり攻める気持ちを忘れずに常にどう攻めるかを考えて一日プレーしました。凄く痺れて集中力をMAXにしないと体がブルっちゃう感じでした」と振り返った。
小祝との対決に「さくらちゃんのショットが凄くべたべたついて、差はあったけど気が抜けない。それに引っ張られるような感じで後半はバーディーがとれた。先に入れられて自分が入れ返すのもあったけど、そこは戦っているなと思って楽しく感じた」と心境を吐露。無観客試合に「ちょっと寂しい気はしたけど、たくさんカメラの方が組についてくれたので引き締まったプレーを見せられればと思っていた」と語った。
渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代。尾崎将司に師事する21歳は最後にファンに向けて「本当に皆さん、応援ありがとうございます。これからも頑張っていきたいので変わらぬご声援をよろしくお願いします」と話した。
(THE ANSWER編集部)