仏競馬で衝撃“斜め走り” 1頭だけ外ラチへ…豪快差し切りVに海外仰天「たまげた」
競馬のG1凱旋門賞(仏・パリロンシャン、芝2400メートル)は現地時間4日行われるが、同じフランス、サンクルー競馬場では2日、驚きのレースが展開された。G3トーマスブライアン賞(芝1600メートル)では1頭だけ外ラチ沿いに進路をとった最低人気のノルマンディーブリッジ(牡2)が優勝。海外メディアが実際のレースを動画つきで公開すると、ファンからは困惑の声が上がっている。
1頭だけコースを“横断”…進路取りが話題に
競馬のG1凱旋門賞(仏・パリロンシャン、芝2400メートル)は現地時間4日行われるが、同じフランス、サンクルー競馬場では2日、驚きのレースが展開された。G3トーマスブライアン賞(芝1600メートル)では1頭だけ外ラチ沿いに進路をとった最低人気のノルマンディーブリッジ(牡2)が優勝。海外メディアが実際のレースを動画つきで公開すると、ファンからは困惑の声が上がっている。
衝撃的な進路取りだった。5頭が一団となって直線へ向かう。すると1頭だけ、大きく進路を変えて斜めに走りだした。ほかの4頭は内ラチ沿いに進路を取っている。制御できなくなったのか……? そうではなかった。外ラチ沿いまで一気に“斜め移動”すると、ここからまっすぐ走り出した。
大きくコースロスをしたため、勝ち負けには縁がなくなったかと思われたが……。ノルマンディーブリッジは外ラチ沿いをぐんぐん加速していく。一完歩ずつ、前との差を詰めると最後は見事に差し切った。
驚きのレースシーンを英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」が公式ツイッターで公開。すると規格外のレースを目の当たりにした海外の競馬ファンからは「Wow」「これはアメージング」「たまげた」「こんなの初めて見た」「ちょっと、どういうこと??」「他の馬と並走してたら、もっと楽に勝ってたよ」「エクセレント」などとコメントが集まっている。
鞍上のテオ・バシュロ騎手によると、芝のコンディションが良い場所を通るための進路取りだったというが、見事に作戦が奏功したようだ。
(THE ANSWER編集部)