桐生「勝ち切ることが大事」 ケンブリッジ「来年どこまで伸ばせるか」…決勝を終えて
3位小池「やっちまった」、5位多田「自分の走りに集中できなかった」
そこから0秒02差で3位に続いた小池は「1位かそれが以外かという感じで思い切り突っ込んだ。やっちまったなと思ってゴールした感じでした」と悔しそう。「体の調子は予定通りという感じです。ただ、気持ちが上がると体が動くんだなというのを再確認した」と手応えも口にした。
多田修平(住友電工)は10秒34で5位。絶好のスタートを切ったが、後半失速。右隣のレーンを走る桐生に抜かれる結果となった。レース後は「ずっと桐生さんが横にいる気がした。自分が先頭だったので、もう少しリラックスしていればよかった。悔しいですね」と悔しさを露わに。「決勝の走りは自分の走りに集中できなくて周りを気にしてしまったと思います」と振り返った。
歴代優勝者の日本記録保持者サニブラウン・ハキームや山縣亮太が不在の中だったが、電撃のスプリント戦は見ごたえたっぷりだった。
(THE ANSWER編集部)