ハリル日本、0-1に見た“赤い悪魔”との差 英紙指摘「一握りの好機モノにできない」
日本とは対照的な“赤い悪魔”の勝負強さ「盤石に結果残すチームになっている」
一方、「日本は大人しいスタートとなったが、ユウヤ・オオサコ、マヤ・ヨシダがヘディングでゴールに迫り、それは共に彼らアウェイチームの行き詰まりを打開するに十分な決定機だった」と得点機はあったと分析。それでも「最終的には一握りのチャンスをものにできないチームであることを露呈してしまった」と詰めの甘さを指摘している。
英公共放送「BBC」は「間一髪のところで辛勝を収めたベルギーだったが、実際にこれで無敗記録を15戦に伸ばしたのも事実だ」と記述。「最後に負けたのは昨年9月に行われた国際親善試合のスペイン戦まで遡ることになる。圧勝でなくとも、磐石に結果を残すチームとなってきている」と日本とは対照的な“赤い悪魔”の勝負強さを称賛している。
ブラジル戦は1-3の完敗。ベルギー戦は0-1の惜敗。ともに内容は異なるが、共通するのは世界トップレベルとの差は、まだまだあるということ。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司と「BIG3」を招集せずに挑んだ今回。貴重な経験を、実戦も残り少ないロシアW杯までの糧にしたい。