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前田健太の加入は「2020年最高の補強」 地元紙絶賛「ツインズはエースを見つけた」

米大リーグ・ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、アストロズとのワイルドカードシリーズ初戦に先発予定。レギュラーシーズンは6勝1敗、防御率2.70と安定感抜群の投球を見せたが、地元紙は「ツインズはケンタ・マエダというエースを見つけた」と移籍1年目を絶賛。「2020年最高の補強になった」などと評している。

前田健太に米地元紙も絶賛【写真:Getty Images】
前田健太に米地元紙も絶賛【写真:Getty Images】

バルデリ監督も称賛「非常にバランスの取れた選手」

 米大リーグ・ツインズの前田健太投手は29日(日本時間30日)、アストロズとのワイルドカードシリーズ初戦に先発予定。レギュラーシーズンは6勝1敗、防御率2.70と安定感抜群の投球を見せたが、地元紙は「ツインズはケンタ・マエダというエースを見つけた」と移籍1年目を絶賛。「2020年最高の補強になった」などと評している。

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 前田はドジャースから移籍1年目の今季11試合に先発。全試合を3失点以下に抑える圧巻の投球を見せてきた。ポストシーズンでも第1戦の先発に選ばれるなど、チームからの信頼も厚い。

 米ミネソタ地元紙「セントポール・パイオニア・プレス」は、「ツインズはケンタ・マエダというエースを見つけた」と見出しを打って記事を掲載。「オフシーズンにあまり話題にならなかった契約が2020年最高の補強になった」と、前田の活躍を絶賛している。

 同紙はア・リーグのサイ・ヤング賞はインディアンスのシェーン・ビーバーでほぼ決まりとしながらも、「マエダは候補に名を連ねることになるだろう」と注目。今季前田を獲得した球団について「ツインズはトップレベルの先発投手を獲得したと感じていた。そして彼らの決断は正しかった」としている。

 記事では前田のプレーオフでの経験にも言及。「マエダはもっと良くなるかもしれない。彼にはプレーオフでの豊富な経験がある。ドジャースの4年間のプレーオフでは、24試合に登板し防御率は3.31だった」など短期決戦に強い点にも注目していた。

 同紙は前田に信頼を寄せるバルデリ監督のコメントも紹介。「彼は非常にバランスの取れた選手だ。調整も上手い。彼がこれからもっと良くなったり、なにか新しい武器を見つけても私は何も驚かない」と伝えられている。また、リリーフを支えたダフィー投手は「彼の投球は異様だ。絶対にミスをしない。本当にインクレディブルなんだ。彼はポストシーズンに向けて燃え上がっていると俺は確信しているよ」と語っているという。

(THE ANSWER編集部)


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