カシメロは井上尚弥に「固執している」 母国識者が次戦を分析「井上を追い求めている」
ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチが26日(日本時間27日)、米コネチカット州アンカスビルで行われ、王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が同級11位デューク・ミカー(ガーナ)に3回TKO勝ち。3度目の防衛に成功した。試合後には再びWBAスーパー&IBF同級王者・井上尚弥(大橋)に対して「日本の亀だ」などと挑発に出ていたが、現地の識者は「カシメロはイノウエに固執している」と分析。次戦にも仕切り直しが実現するだろうと見通しを明かしている。
V3達成のカシメロ、あくまで標的は井上?
ボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチが26日(日本時間27日)、米コネチカット州アンカスビルで行われ、王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)が同級11位デューク・ミカー(ガーナ)に3回TKO勝ち。3度目の防衛に成功した。試合後には再びWBAスーパー&IBF同級王者・井上尚弥(大橋)に対して「日本の亀だ」などと挑発に出ていたが、現地の識者は「カシメロはイノウエに固執している」と分析。次戦にも仕切り直しが実現するだろうと見通しを明かしている。
カシメロは無敗の挑戦者ミカーを序盤から圧倒。2回に左フックでダウンを奪うと、3回に左ボディーから右アッパーを浴びせたところでレフェリーがストップ。3回TKO勝ちと貫録を見せつけた。
試合後は興奮気味に「俺は真のモンスターだ。ナオヤ・イノウエは俺に怖気づいている」などと井上を意識し早速挑発に出ていたカシメロ。4月の対戦は新型コロナの影響で流れることになったが、カシメロは依然、井上を強く意識しているようだ。
フィリピンテレビ局の「ABS-CBN」電子版は「カシメロの“モンスター狩り”は続く」と見出しを打った記事では、カシメロの今後に触れている。