ダルビッシュ、7回0封の無双ぶり CY賞期待の8勝目を米絶賛「投票権持つ人に好印象」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手は25日(日本時間26日)、敵地ホワイトソックス戦で先発し、リーグ単独トップの8勝目を挙げた。日本人初のサイ・ヤング賞の期待もかかる今季最終登板は、7回3安打5奪三振無失点。10-0で完封勝ちに貢献し、米メディアは「サイ・ユウの帰還」と絶賛している。
CY賞期待されるダルビッシュ、最終登板で7回3安打5Kの快投
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手は25日(日本時間26日)、敵地ホワイトソックス戦で先発し、リーグ単独トップの8勝目を挙げた。日本人初のサイ・ヤング賞の期待もかかる今季最終登板は、7回3安打5奪三振無失点。10-0で完封勝ちに貢献し、米メディアは「サイ・ユウの帰還」と絶賛している。
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ダルビッシュが最終登板で無双ぶりを発揮した。98マイル(約157.72キロ)の外角低め直球で見逃し三振を奪うなど絶好調。2試合ぶり今季10度目のクオリティスタートを達成し、防御率2.01はリーグ2位、93奪三振はリーグ3位となり、日本選手初の最多勝もほぼ手中に収めた。
最終登板の好投に米地元放送局「NBCスポーツ・シカゴ」は「カブスはユウ・ダルビッシュの勢いに乗ってHR攻勢でマジックを1に減らす」の見出しで速報。「サイ・ユウの帰還」とつづると「今季の最終登板でナ・リーグのサイ・ヤング賞の投票権を持つ人たちに素晴らしい印象を残しただろう」と絶賛している。
さらに、自粛期間明け初登板となった7月20日の練習試合では、ホワイトソックスに初回5失点したことに触れ、「しかし、この日のダルビッシュは違った。7回まで完全に封じ込めたのである。ホワイトソックスはわずか3安打1四球。この試合通じての最後のヒットは5回のルイス・ロベルトの単打だった」と相手打線をねじ伏せたことを強調している。
チームはダルビッシュの快投と一発攻勢で勝利を収め、地区優勝にマジック1とした。
(THE ANSWER編集部)