井岡一翔、王座返上をWBA正式発表 海外メディアに反響「現役続行は未定」
ボクシングのWBA世界フライ級王者・井岡一翔(井岡)の王者返上が正式決定した。WBAが発表したもの。28歳の若き王者の突然のベルト返上は海外にも大きな反響を広げている。
WBAが公式サイトで「フライ級タイトルが今、空席に」と発表…海外メディアも反応
ボクシングのWBA世界フライ級王者・井岡一翔(井岡)の王者返上が正式決定した。WBAが発表したもの。
所属ジムの会長でもある父・一法氏が会見で明らかにしていたが、WBAは井岡陣営から送られてきた王者返上を申し出る連絡を確認。WBAは公式サイトで「WBAフライ級タイトルが今、空席に」とレポートした。井岡の後継王者はWBAのルールに則り、チャンピオン評議会を経て決定することになる。
28歳の若き王者の突然のベルト返上は海外にも大きな反響を広げている。
米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」は「カズト・イオカがWBAタイトルを返上。現役続行は未定」と特集。記事では一法氏の説明として「今年初めに結婚後、トレーニングを維持することができなかった」と現状を紹介し、「イオカの6度目の防衛戦は大阪で大晦日に予定されていたが、確実になくなった」とも報じている。
米ボクシング専門のスペイン語版メディア「Notifight」も井岡の王者返上によるWBAフライ級王者の空位を速報している。
世界戦通算勝利数を14に伸ばし、具志堅用高の日本記録に並んだばかりのチャンピオンの王座返上は、ボクシング界に波紋を広げている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer