カシメロ「俺はバンタム級最強」 挑戦者ミカーと対面で高らか宣言「俺の方が強い」
ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は、26日(日本時間27日)に米コネティカット州アンカスビルで同級11位デューク・ミカー(ガーナ)と3度目の防衛戦を行う。23日(同24日)には公式会見に出席し「俺の方がかなり強い。俺はバンタム級最強」と相手の目の前で高らかに宣言した。
カシメロVSミカー、公式会見で火花
ボクシングのWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)は、26日(日本時間27日)に米コネティカット州アンカスビルで同級11位デューク・ミカー(ガーナ)と3度目の防衛戦を行う。23日(同24日)には公式会見に出席し「俺の方がかなり強い。俺はバンタム級最強」と相手の目の前で高らかに宣言した。
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興行に出場する選手たちが会見に臨んだ。WBO公式インスタグラムはカシメロとミカーの2ショットを公開。「(試合前)最後の記者会見でこの戦いについて話した」とつづり、両選手のコメントを紹介した。カシメロは「俺にとっての最初の『ショータイム』での試合だ。最高のパフォーマンスを全ての人に見てほしい。KO勝ちを目指す」とKO宣言。さらに暫定王座の記録も含めて3度目の防衛戦へ向け、こう語ったという。
「世界中に俺という存在を見せつける大きなチャンス。最善を尽くすことを約束したい。その準備はできている」「相手は経験豊富な選手だ。だが、俺の方がかなり強い。俺は118ポンド(約53.5キロ)で最強の選手だと信じている」
バンタム級No.1だと自信を見せたようだ。一方、24戦全勝(19KO)のミカーは「この試合はジョー・フレージャー対モハメド・アリのような試合になる」と激闘を予告した。アマチュア時代にはロンドン五輪に出場し、“童顔のターミネーター”の異名を持つ29歳。昨年12月に判定でデビュー24連勝を飾った。
「ゲームプランに忠実に戦う。相手は打ってくるし、動いてくると予想している。奴(カシメロ)が見せてきそうな攻撃に対応するための準備をしてきた。今までのどんな試合より準備をしてきたと思う」「カシメロは良い選手だが、俺も良くなってきている。過去の自分とは違う選手になっている。ファンは痺れるようなファイトスタイルに変貌を遂げた俺を土曜日に目撃するだろう」
カシメロよりやや控えめだが、当然勝つつもりの挑戦者。火花を散らした王者は、4月に対戦予定だったWBAスーパー&IBF王者井上尚弥(大橋)との3団体統一戦が延期となった末に臨む一戦となる。
(THE ANSWER編集部)