奪三振率「18.72」 26歳新星右腕の“魔球チェンジ”を米記者絶賛「打つのは不可能」
米大リーグ、ブルワーズのデビン・ウィリアムズ投手が22日(日本時間23日)のレッズ戦の7回から2番手で登板。2回を無安打無失点、5つの三振を奪った。驚異の奪三振率18.72をマークする右腕が絶対的な武器とするのがチェンジアップだ。MLBは打者のタイミングを外し、なおかつ空振りを奪う“魔球”を動画付きで公開。米記者からは「冗談ではなく、打つのは不可能」と絶賛されている。
防御率は0.36、圧巻投球続けるウィリアムズにMLBが脚光
米大リーグ、ブルワーズのデビン・ウィリアムズ投手が22日(日本時間23日)のレッズ戦の7回から2番手で登板。2回を無安打無失点、5つの三振を奪った。驚異の奪三振率18.72をマークする右腕が絶対的な武器とするのがチェンジアップだ。MLBは打者のタイミングを外し、なおかつ空振りを奪う“魔球”を動画付きで公開。米記者からは「冗談ではなく、打つのは不可能」と絶賛されている。
圧巻というほかはない。1点リードの7回からマウンドに上がったウィリアムズのチェンジアップが、この日も冴え渡った。先頭打者こそ四球で出塁させたが、続くバーンハートをチェンジアップをコーナーに決め、最後は絶妙に沈むボールで空振り三振。続くグッドウィンは見逃し三振に仕留めた。
さらに圧倒的だったのは8回だ。ボット、スアレスとワンバウンドしそうなくらい落ちる外角のチェンジアップでバットに空を切らせると、ムスタカスにも低めのチェンジアップを2球続け、リプレーのような空振りで三振に仕留めて見せた。
2回で5K。これで今季は25回で52奪三振。防御率は0.36と凄まじい成績を残している。米スポーツ専門局「CBSスポーツ」のダニー・ヴィエッティ記者は自身のツイッターに「デビン・ウィリアムズのチェンジアップはMLB史上最高の一球かもしれない。冗談とかではなく。打つのは不可能」と絶賛した。
今季、大ブレークを遂げたウィリアムズ。最近17試合連続無失点と、全く打たれる気配がない。26歳を迎えたばかりの右腕の快進撃は止まらない。
(THE ANSWER編集部)