筒香嘉智も完敗 CY賞候補デグロムが奪った“3者連続100マイルK”に米騒然「怪物だ」
米大リーグ・メッツの豪腕ジェイコブ・デグロム投手が21日(日本時間22日)、本拠地レイズ戦に先発し、7回2失点14奪三振と好投。味方の援護がなく、2敗目を喫したが、圧巻だったのは初回。すべて100マイル(約161キロ)で先頭の筒香嘉智から3者連続三振を奪った。MLB公式ツイッターが実際のシーンを動画付きで公開すると、「この男はただただ凄い」「野球史に残るピッチャーだ」と驚いている。
初回を10球で3者連続K、すべて100マイルの直球で奪取
米大リーグ・メッツの豪腕ジェイコブ・デグロム投手が21日(日本時間22日)、本拠地レイズ戦に先発し、7回2失点14奪三振と好投。味方の援護がなく、2敗目を喫したが、圧巻だったのは初回。すべて100マイル(約161キロ)で先頭の筒香嘉智から3者連続三振を奪った。MLB公式ツイッターが実際のシーンを動画付きで公開すると、「この男はただただ凄い」「野球史に残るピッチャーだ」と驚いている。
これがサイ・ヤング賞候補の豪腕だ。初回先頭、デグロムが2球で追い込んだのは筒香。すると、3球勝負に打って出た。放たれたノビのある剛速球。真ん中高めに行ったが、筒香のバットは敢えなく空を切った。球速は100マイル。これで終わりじゃない。続くロウに対してはカウント1-2から再び100マイルで空振り、アダメズに対しても100マイルで見逃し。圧巻の直球勝負を演じ、わずか10球で3者連続三振に斬って取った。
エンジン全開の立ち上がりをMLB公式ツイッターは「ジェイコブ・デグロムが初回に見せた絶好調の連続三振」とつづり、実際のシーンを動画付きで速報。目の当たりにした米ファンからは「なんてこった、この男はただただ凄い」「彼にサイ・ヤング賞を与えてくれ」「怪物だよ」「サイ・ヤング賞に推薦」「難なくやってのけているように見えるのが凄いよね」「野球史に残るピッチャーだ」と驚きの声が上がっていた。
デグロムは筒香を3打席連続三振に仕留めるなど、14三振を奪って7回2失点の好投。味方の援護がなく、敗戦投手になったものの、カブスのダルビッシュ有らとサイ・ヤング賞を争う右腕は、その凄みを存分に見せつけた。
(THE ANSWER編集部)