“クーラーボックスの悲劇”!? 監督が試合中にリフティングのち転倒の珍事で海外笑撃
海外サッカーで、監督がタッチラインを割ったボールを足ですくい上げて胸トラップし、そのままリフティングを開始。華麗に“舞った”かと思いきや、足を取られてずっこける珍事が発生した。米FOXスポーツアジア版が公式インスタグラムに「ショーを披露しようと試みた時、それが滑稽な方向へと逸れてしまうこともある」と動画付きで紹介。海外メディアも「誰もが予想し得ない出来事が起きた」と驚きを持って報じている。
W杯アフリカ予選、監督がタッチラインを割ったボールをリフティング&転倒
海外サッカーで、監督がタッチラインを割ったボールを足ですくい上げて胸トラップし、そのままリフティングを開始。華麗に“舞った”かと思いきや、足を取られてずっこける珍事が発生した。米FOXスポーツアジア版が公式インスタグラムに「ショーを披露しようと試みた時、それが滑稽な方向へと逸れてしまうこともある」と動画付きで紹介。海外メディアも「誰もが予想し得ない出来事が起きた」と驚きを持って報じている。
なぜ、こけてしまったのか。まさかのシーンを演じてしまったのは、ザンビア代表のウェドソン・ニーリエンダ監督だった。11日に行われたロシア・ワールドカップのアフリカ予選・カメルーン戦で“事件”は起きた。
0-0で迎えた前半17分。ザンビアはカメルーン陣内で攻め込んでいたが、ルーズボールを追いかけたFWオーガスティーン・マレンガがボールを外に出してしまい、攻守が切り変わった。すると、テクニカルエリアにいたジャケットにパンツ姿のニーリエンダ監督は、自身の右側から来たボールを左足インサイドで受け止めてふわりと浮かせ、軽快に胸トラップ。そして、落ちてきたボールを右足インステップで軽く蹴り上げ、左足で続いた。しかし、現役選手のように鮮やかにリフティング2回を完成させ、スタジアムが沸いた瞬間だった。
やや後ずさりする形となったニーリエンダ監督は、テクニカルエリアにおいてあった給水用のクーラーボックスに接触。足を取られてバランスを崩し、豪快にずっこけた。その後慌てて起き上がり、手を叩いたり、指笛を鳴らして選手を鼓舞したが、“クーラーボックスの悲劇”とも言うべき転倒劇にどこかバツが悪そうな感は否めなかった。