いよいよ開幕のリオ五輪 米誌選出「世界最高峰スター」12選手に内村航平
アメリカのスポーツ総合誌「スポーツイラストレイテッド」が「世界最高峰:リオ五輪で注目の国際的スターたち」との特集を組み、今大会の“世界NO1のスター”12人を紹介。体操日本男子の内村航平(コナミスポーツ)が男子陸上短距離のウサイン・ボルト(ジャマイカ)、サッカー男子のネイマール(ブラジル)らとともに紹介されている。
知名度突出の内村、ボルト、ネイマールらと共に選出
スポーツの祭典リオデジャネイロ五輪が現地時間5日にいよいよ開幕した。世界各国のメディアも徐々に熱が高まる中、アメリカのスポーツ総合誌「スポーツイラストレイテッド」が「世界最高峰:リオ五輪で注目の国際的スターたち」との特集を組み、今大会の“世界NO1のスター”12人を紹介。体操日本男子の内村航平(コナミスポーツ)が男子陸上短距離のウサイン・ボルト(ジャマイカ)、サッカー男子のネイマール(ブラジル)らとともに紹介されている。
圧倒的な強さと息を呑むような芸術性の高い演技は、スポーツ大国アメリカのメディアからも絶賛されている。
今回の特集では「ウチムラは彼のコレクションに別の五輪金メダルを加えるために体操に臨み、彼の遺産にまたひとつ偉大な驚きを加えるだろう」と評しており、ロンドン五輪に続く個人総合2連覇を予想。また、ここ近年の圧倒的な成績と目標を紹介し、「ロンドン五輪後の世界選手権で計6個の金メダルを獲得。昨年の世界選手権は肩を負傷しながら戦ってもタイトルを獲った。団体で日本は04年(アテネ五輪)以来、金メダルを取っていなかったが、(昨年の)世界選手権では1978年以来、そして自身にとっては初となる団体金メダルを獲得した。ウチムラが個人総合を連覇すれば、72年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来となる」とレポートしている。
内村は大会前に世界中で大ブームのスマートフォン用ゲーム「ポケモンGO」利用による通信料で一時高額な請求を受けたとの報道があったが、米「フォーブス」や英「BBC」などでも一斉に伝えられるなど、その注目度は日本選手団の中でも突出している。
果たして日本が誇る天才は、このプレッシャーに打ち勝って五輪総合2連覇、そして念願の団体金メダルを手に入れることはできるだろうか。
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images