羽生結弦、舞わずして世界が見つめた“王者の影” 伊メディア「スポーツ界の悲劇」
海外メディアは速報、スケーターは祈り…舞わずして世界が見つめた“王者の影”
これまでも羽生のアクシデントは海外メディアに多く取り上げられていた。
米スケート専門メディア「icenetwork」は「ハニュウが練習中の負傷によりNHK杯から撤退」と報じ、米スポーツ専門局「ESPN」、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」、英紙「デイリー・メール」も「五輪王者ユヅル・ハニュウがNHK杯から離脱」という大手メディアも速報していた。
今回出場したジェイソン・ブラウン(米国)はショートプログラム(SP)の演技後に日本語で「ゆずるさんへ、はやくよくなってください!!ジェーソン」と羽生にメッセージを掲げ、平昌五輪で金メダルを争うネイサン・チェン(米国)ら世界のライバルもSNS上で回復の祈りを捧げていた。
リンクを舞わずして、世界が“王者の影”を見つめ、存在の大きさを示した羽生。誰もが、心配の眼差しで手負いの王者を見守っている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer