ダルに投げ勝ち CY賞ライバルの“糸引く153km”を米絶賛「これは凄すぎて気持ち悪い」
米大リーグ、レッズのトレバー・バウアー投手は9日(日本時間10日)、敵地でのカブス戦に先発。8回途中3安打無失点の快投で、4勝目(3敗)を挙げた。ダルビッシュとの投げ合いを制した右腕が投じた糸を引くような95マイル(約153キロ)の直球を米記者が動画付きで公開。称賛を浴びている。
8回3安打無失点の快投で4勝目、キレキレストレートに反響
米大リーグ、レッズのトレバー・バウアー投手は9日(日本時間10日)、敵地でのカブス戦に先発。8回途中3安打無失点の快投で、4勝目(3敗)を挙げた。ダルビッシュとの投げ合いを制した右腕が投じた糸を引くような95マイル(約153キロ)の直球を米記者が動画付きで公開。称賛を浴びている。
今季2度目の投げ合いで、バウアーが前回のリベンジに成功した。特に際立ったのは抜群の制球と球威を誇るファストボールだ。
2回2死二塁、左打席にヘイワードを迎えた。フルカウントからの6球目。バウアーの右腕から放たれた95マイルは糸を引くような軌道で外角低め一杯に決まった。手が出ないヘイワードをしり目に、見逃し三振を確信したバウアーはダグアウトへ向かって歩き出した。
美しい軌道を描いた1球を米メディア「バースツールスポーツ」のジャレッド・カラビス記者と、米国の名物セレブで「ピッチングニンジャ」の愛称で知られるロブ・フリードマン氏も自身のツイッターで公開。すると米ファンからは「これは凄すぎて気持ち悪い」「すっげぇ」「キャッチャーも評価しないとね。両者が完璧だった」などと称賛の声が集まっている。
今季4勝目を挙げたバウアーは、防御率は1.74としてダルビッシュ(1.77)を上回り、リーグ2位に浮上。メッツのジェイコブ・デグロムを含めたサイ・ヤング賞争いはさらに過熱していきそうだ。
(THE ANSWER編集部)