WBA世界フェザー級正規王者・徐燦が披露した110連打とは…

　10秒間に111発のパンチを繰り出し、世界各地で話題となっていたボクシングの中国人選手が、今度は10秒間で110連打を放つ映像を自身のSNSに投稿。サンドバッグに巻き付けられた音が出る鶏のおもちゃに目掛けて驚異的スピードで拳を振った映像に、海外ファンからは「ひぇ～」「警察に速度超過で捕まるよ」などと反響が寄せられている。

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　またも驚異的連打を見せつけた。再び話題となっているのは、WBA世界フェザー級正規王者・徐燦だ。白いTシャツ姿の26歳は、ジム内で黄色い鶏のおもちゃが巻き付けられたサンドバッグと向かい合う。スマートフォンのストップウォッチがセットされる中、ゆっくりと連打を繰り出した、次の瞬間だ。おもちゃに目掛け、凄まじい勢いで拳を叩きつけ始めたのだった。

　鶏のおもちゃが「アアアアアアアア……」と音を響かせる中、超高速で左右の拳を振う徐燦。途中、少し苦しそうな表情をカメラに向けながらもパンチを打ち続け、10秒経過した時点で記録したのは110発。威力はそこまで大きくないように見えるが、速度はスゴイ。最後は「チャレンジ待ってるぜ！」と言い放った。

　実際の映像を、徐燦は自身のツイッターとインスタグラムに公開。驚異的連打を目の当たりにした海外ファンからは「ナイス！」「いいね！」「ひぇ～」「なんて“ワオ”だ」「ハンドスピード取り締まり警察に速度超過で捕まるよ」などとコメントが寄せられている。

　徐燦はオスカー・デ・ラ・ホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションズに所属する26歳。19年に世界タイトルを獲得し、2度の防衛も達成している。8月には腕を胸の前でクルクルと回すようにした111連打をSNSに公開し、世界各地で話題を呼んでいた。前回の連打は「このパンチじゃKOはできない」などといった反響も寄せられていたが、今回の動画も注目を浴びている。