「視線はすでに平昌を向いている」 女王メドベージェワ、米記者がNHK杯優勝を予想
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日に開幕する。GPファイナル出場権を懸けた戦いも後半戦に突入。今大会、女子では世界女王エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)やカロリーナ・コストナー(イタリア)のほか、左股関節疲労骨折から復活を期す宮原知子(関大)も登場するが、米国の記者は「メドベージェワが間違いなく最有力候補」と後半戦初戦の優勝を予想している。
メドベージェワは「疑いなく最有力候補」 米記者がGPシリーズ第4戦を独自展望
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日に開幕する。GPファイナル出場権を懸けた戦いも後半戦に突入。今大会、女子では世界女王エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)やカロリーナ・コストナー(イタリア)のほか、左股関節疲労骨折から復活を期す宮原知子(関大)も登場するが、米国の記者は「メドベージェワが間違いなく最有力候補」と後半戦初戦の優勝を予想している。
「サトコ・ミヤハラが戻ってくる」とのタイトルで、NHK杯のプレビューを行ったのは、20年以上フィギュア界に携わってきたジャッキー・ウォン記者だ。
同記者は、自身のブログで独自に結果を予想。金メダルには第1戦のロシア大会で優勝を飾ったメドベージェワを挙げた。2017年の世界選手権を制した女王を「疑いなく最有力候補」とし、「彼女は大阪にいるかもしれないが、視線はすでに平昌を向いているだろう」と参戦するGPシリーズ以上に、来年2月に行われる平昌五輪にフォーカスしていると見ている。
“対抗馬”には、ロシア大会でメドベージェワに続く2位でフィニッシュしたカロリーナ・コストナー(イタリア)を選び、「今大会唯一メドベージェワに挑戦できる材料を持ったスケーター」と評価。無理に難易度の高いルッツや3回転の連続ジャンプにはチャレンジせず、「手堅く滑るなら、銀メダルは堅いだろう」と分析した。