15歳ザギトワは「最大のサプライズ」 ISUが鮮烈Vデビューのスター候補生に脚光
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日に開幕する。GPファイナル出場権を懸けた戦いは後半戦に突入するが、国際スケート連盟(ISU)は公式サイトで過去3試合を総括し、「最大のサプライズはアリーナ・ザギトワ」と15歳の若きスター候補生を称賛している。
GPシリーズも後半戦に突入 女子は樋口、ラジオノワがポイントで上位も…
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日に開幕する。GPファイナル出場権を懸けた戦いは後半戦に突入するが、国際スケート連盟(ISU)は公式サイトで過去3試合を総括し、「最大のサプライズはアリーナ・ザギトワ」と15歳の若きスター候補生を称賛している。
GPシリーズも6試合のうち半分を消化。女子では、第1戦のロステレコム杯で女王メドベージェワがフリーでジャンプ転倒がありながらも、2位に15点差以上をつける圧倒的な内容で優勝。続くスケートカナダはケイトリン・オズモンド(カナダ)、第3戦の中国杯はザギトワ(ロシア)が制した。
ISUは後半戦初戦を迎えるにあたり、公式サイトで「ISUグランプリシリーズの半ばを過ぎて」との見出しで前半戦の総括を行った。上位6人のみが出場を許されるGPファイナルへのポイント争いは現在、ロステレコム杯で3位、中国杯で2位に入った樋口新葉(日本橋女学館高)が24ポイントでトップ。同じく2試合を戦い終えたエレーナ・ラジオノワ(ロシア)が20ポイントで2位、そしてここまでの3大会の優勝者であるメドベージェワ、ザギトワ、オズモンドが15ポイントで続く。
しかし、3位タイの3選手はNHK杯に出場するメドベージェワをはじめ、消化試合が1試合少ない。樋口やラジオノワもGPファイナルへの切符は確約されておらず、記事では「女子の順位表はワカバ・ヒグチとエレーナ・ラジオノワが上位だが、ファイナルまで進むことは難しいかもしれない。彼女らは2人とも2大会を終え、下位の選手が転落するのを待つことになる」と周囲の結果次第であることに触れている。