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小祝さくら、「66」猛チャージで1打差2位 19歳笹生優花とV争い「相手は調子がいい」

女子ゴルフの今季国内ツアー3戦目のニトリレディス第3日が29日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)にて無観客で行われた。首位と3打差の4位で出たツアー通算1勝の小祝さくら(ニトリ)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算11アンダーで首位の笹生優花(ICTSI)に1打差の2位に浮上。約1年1か月ぶりの2勝目へ、地元のホステス大会で逆転を狙う。

通算11アンダーで2位に浮上した小祝さくら【写真:Getty Images】
通算11アンダーで2位に浮上した小祝さくら【写真:Getty Images】

ニトリレディス第3日

 女子ゴルフの今季国内ツアー3戦目のニトリレディス第3日が29日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)にて無観客で行われた。首位と3打差の4位で出たツアー通算1勝の小祝さくら(ニトリ)が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算11アンダーで首位の笹生優花(ICTSI)に1打差の2位に浮上。約1年1か月ぶりの2勝目へ、地元のホステス大会で逆転を狙う。

 小祝は5番で120ヤードから1メートルにつけてバーディー。6番も93ヤードから1メートル半につけて連続バーディーとした。11番は3メートルのバーディーパットを入れると、13、14番もバーディー。17番でも伸ばした。バーディーラッシュで猛チャージ。ラウンド後はこう振り返った。

「今日はノーボギーでプレーできてよかった。イメージ通り。アイアンは打つ前に不安もあったけど、そういう不安も意外と打ってみたら真っすぐいってくれたのが多い。ミスもうまくバンカーを避けてくれたり、意外とついている一日だった。ボギーになりそうなところは何箇所かあったけど、微妙な距離のパットも入ってくれて助かりました」

 所属先の大会で北海道は地元でもある。先週は大会コースを2ラウンド回り、今週は計1ラウンドを行った。6月末の開幕戦、アース・モンダミンカップは13位。2戦目のNEC軽井沢72は予選落ちだった。今週はラウンド前日からコースメモを手にイメージトレーニング。好ショットや理想の戦略を頭に描いてプレーし「いい感じにできました」と笑顔を見せた。

 渋野日向子らと同じ1998年度生まれの黄金世代。昨年7月以来の2勝目へ好位置につけた。「明日は天候が悪いので、その辺がどうなるか。1打差ですけど、相手の優花ちゃんは調子がいい。目標は優勝ですが、あまり意識せずプレーしたい」。笹生は21世紀生まれの新世代。若手通しでツアーを盛り上げる。

(THE ANSWER編集部)


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