ダルビッシュは何種類の変化球を投げるのか? 米指摘「有名統計サイトたちも困惑」
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手は、今季ここまで5勝1敗、防御率1.70と好成績を残している。米メディアではサイ・ヤング賞も期待される右腕を特集。多彩な変化球を操るがゆえに、米統計サイトを「困惑させる」と指摘。さらに他チームのエース級投手と比較しても絶対的な武器を持つと称賛している。
圧巻投球を続けるダルビッシュを米メディアが特集
米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手は、今季ここまで5勝1敗、防御率1.70と好成績を残している。米メディアではサイ・ヤング賞も期待される右腕を特集。多彩な変化球を操るがゆえに、米統計サイトを「困惑させる」と指摘。さらに他チームのエース級投手と比較しても絶対的な武器を持つと称賛している。
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圧巻の投球を続けているダルビッシュを特集しているのは、米メディア「ザ・リンガー」だ。米データ分析専門サイト「ベースボール・プロスぺクタス」などに寄稿しているマイケル・バウマン記者が様々な角度から分析している。
まずダルビッシュが多彩な変化球を投じるため、球種を判別できずに現地メディアが戸惑っていることを伝えている。開幕前に自身のツイッターで新球として「スプリーム」を開発したとツイートしたことに触れ、「これはダルビッシュがツイッターアカウントで紹介した新球であり、彼にとって11個目の変化球だ。これには野球の有名統計サイトたちも困惑した」としている。
裏付けるように「『ベースボール・サヴァン』によると、今季ダルビッシュは6種類の変化球を操っているという。一方で、『ブルックス・ベースボール』は8種類としている。ダルビッシュが新球種に名前を付けなくてはいけなくなったことが、彼がいかに変化球を持っていることを物語っている」と驚きをもって現状を伝えている。
またダルビッシュと、他チームのエース級投手との比較にも言及。「しかし、ノア・シンダーカードやジャスティン・バーランダーには無いものをダルビッシュは持っている。リリースポイントがより打者に近いのだ。そして彼の変化球はゆっくりと横に大きく変化する。彼の鋭く曲がるスライダーは他のリーグの投手と比べてもスタイリッシュだ」と称賛している。