池江璃花子がレース復帰 白血病闘病から594日ぶり実戦、50m自由形26秒32で同組1着
白血病で長期休養していた競泳・池江璃花子(ルネサンス)が29日、東京都特別水泳大会(辰巳国際水泳場)の女子50メートル自由形で約1年7か月ぶりのレースに臨んだ。第5組に登場し、26秒32で同組1着。昨年2月に病を公表後、闘病生活を経てレース復帰を果たした。
東京都特別水泳大会、女子50m自由形で1年7か月ぶりレース復帰
白血病で長期休養していた競泳・池江璃花子(ルネサンス)が29日、東京都特別水泳大会(辰巳国際水泳場)の女子50メートル自由形で約1年7か月ぶりのレースに臨んだ。第5組に登場し、26秒32で同組1着。昨年2月に病を公表後、闘病生活を経てレース復帰を果たした。
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第5組3レーンの池江は、勢いよくスタートを切り、50メートルを泳ぎ切った。同種目で24秒21の日本記録を持ち、10月2日開幕の日本学生選手権(インカレ)個人種目の派遣標準記録26秒86の突破を今大会の目標に掲げていた。
2019年1月13日の養和スプリント以来、594日ぶりの競技会復帰。同2月12日に白血病を公表し、闘病生活を経て同年12月に退院した。今年3月には406日ぶりにプールに入り、緊急事態宣言解除後は通院治療を続けながら練習。所属する日大水泳部がコロナ感染者を出して活動休止となったことで7月末から練習を中断したが、今月に入って再開していた。
今大会は東京都水泳協会の独自大会。コロナ禍で感染対策が徹底され、無観客で開催。予選、決勝の形式ではなく全種目タイムレース決勝で行われる。
(THE ANSWER編集部)