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早送りにしか見えない!? “世界最速FW”の「12.96秒の奇跡」に驚嘆「稲妻の境域だ」

海外サッカーで、1シーズンに2度、相手CKから「12.96秒」でゴールを決めるミラクルが発生。「史上最速」の呼び声高い韋駄天ストライカーが演じた2つの超速カウンターを、クラブ公式ツイッターが「どっちの方が速かった? それは、本当に僅差で…」と比較動画を掲載。ファンから「サンダーボルトの領域だ」「早送りにしか見えない」と驚嘆している。

リバプールFWサラーの2つのカウンター弾が「12.96秒」の珍事…ファン「稲妻の領域だ」

 海外サッカーで、1シーズンに2度、相手CKから「12.96秒」でゴールを決めるミラクルが発生。「史上最速」の呼び声高い韋駄天ストライカーが演じた2つの超速カウンターを、クラブ公式ツイッターが「どっちの方が速かった? それは、本当に僅差で…」と比較動画を掲載。ファンから「サンダーボルトの領域だ」「早送りにしか見えない」と驚嘆している。

 こんな偶然あるのだろうか。目にも止まらぬカウンターで、ミラクルを演じたのは、今季からイングランドのプレミアリーグ1部リバプールに加入したエジプト代表FWモハメド・サラーだ。チーム公式ツイッターは画面を上下に分け、2つの動画を公開。同時に映像をスタートさせている。

 1つ目は8月26日の第3節アーセナル戦、2-0で迎えた後半12分。右サイドからのCKを味方が頭で大きく前線にクリア。相手フィールドプレーヤーは全員リバプール陣内に入っており、中央付近まで上がっていた最後尾のスペイン代表DFベジェリンがトラップ。しかし、コントロールが甘く、ボールを弾ませたのをサラーは見逃さなかった。

 高く弾んだボールを頭でかっさらうと、一気に10メートルほどぶっちぎり、誰もいない敵陣に突入。驚異的なスピードで独走した。最後はエリア内でGKと1対1になり、冷静に左足でゴールに流し込んだ。しかし、3か月後、同様に高速カウンターを炸裂させることになる。

 2つ目は今月4日の第11節ウェストハム戦、前半21分だった。再び右サイドからのCKを味方が頭で前線へクリア。サラーはこぼれ球をセネガル人FWサディオ・マネに落とし、マネがドリブルで突破。フォローに入ったサラーと2対1の状況を作り、自陣からグングン加速した。そのままペナルティエリアに突入するところでサラーにパスし、GKとの1対1から軽やかにネットを揺らした。

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