ダルビッシュを「掌返しで愛している」 米ファン評価一変の活躍を現地メディア絶賛
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、ホワイトソックス戦に先発。7回6安打1失点、10奪三振の快投で5勝目を挙げた。好調の右腕について、米メディアは「カブスファンは掌を返して彼を評価し、愛している」と期待以上のパフォーマンスを披露していることを絶賛している。
今季5勝をマークしているダルビッシュを特集「本来の力を発揮した」
米大リーグ、カブスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、ホワイトソックス戦に先発。7回6安打1失点、10奪三振の快投で5勝目を挙げた。好調の右腕について、米メディアは「カブスファンは掌を返して彼を評価し、愛している」と期待以上のパフォーマンスを披露していることを絶賛している。
「復活を遂げたダルビッシュはシカゴで愛されている」との見出しで特集したのは、カブス専門メディア「ブリーチャーネーション」だった。記事ではカブス初年度の2018年を引き合いに出して「ユウ・ダルビッシュのように、人々が選手の1度付いてしまったイメージを変えることはシカゴでは滅多にない」と評価している。
ダルビッシュは2018年、8試合の登板で1勝3敗、防御率4.95。右肘の故障もあったカブス1年目について、同メディアは「確かにダルビッシュを大型契約で獲得した時にはカブスファンはハッピーだった。しかしカブス初年度は、ファンのダルビッシュに対する見方は良いとは言えないものになっていた」と指摘している。
ただ、2019年の最終18登板では奪三振151、四死球12と安定。記事では「ダルビッシュは支配的な投球を続け、MLBキャリアの序盤に見せたような本来の力を発揮したのである。そしてカブスファンは掌を返して彼を評価し、全員がユウ・ダルビッシュを愛している」と周囲の評価を覆したと記している。