「遅すぎて打者は笑うしかない」 200勝右腕の87km“超遅球”に米メディアは拍手
昨季もスローボール28球で被安打ゼロの驚異のデータも
17年目のベテラン・グリンキーを「未だに野球界屈指の魅惑的な選手である」と表現。そしてグリシャムへの投球には「グリンキーは54マイルの球でストライクを取った。この球は遅すぎて、打者のグリシャムは笑うしかなかった。ただただアメージングだ」と報じている。
これまでも遅球で翻弄してきたグリンキー。スタットキャストによると、昨シーズンには平均63.5マイル(約102キロ)のスローボールを28球も投げ、1球もヒットにされていないという驚異的なデータも紹介している。
この直後の4球目には、89マイル(約143.2キロ)の速球を外角低めいっぱいに投げ込み見事に三振を奪った。記事では「コーナーに90マイルの球をどんどん投げられているときに、いきなり54マイルの球に対応するのはとても難しいことだろう」とグリンキーの投球術を称えている。
(THE ANSWER編集部)