15歳ザギトワは「主役のバレリーナのよう」 海外で絶賛された“天才の美しさ”とは
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯はシニアGP初戦となった15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が圧巻のVデビューを飾った。“美しき超新星”の実力は演技にとどまらず、アメリカのファッションデザイナー、ニック・ベレオス氏が「天才アリーナ・ザギトワ」「主役のバレリーナのよう」と衣装について絶賛している。
GP鮮烈Vデビューの“美しき超新星”…米デザイナーが衣装を絶賛「アメージング!」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯はシニアGP初戦となった15歳、アリーナ・ザギトワ(ロシア)が圧巻のVデビューを飾った。“美しき超新星”の実力は演技にとどまらず、アメリカのファッションデザイナー、ニック・ベレオス氏が「天才アリーナ・ザギトワ」「主役のバレリーナのよう」と衣装について絶賛している。
ザギトワは中国杯で鮮烈なVデビューを飾った。4日に行われたフリー。ショートプログラム(SP)4位だった15歳は、3回転ルッツ―3回転ループの高難度な連続ジャンプを決めるなど、演技後半に固めた7本のジャンプをほぼノーミスで着氷。シニア1年目とは思えない完成度の高さを披露し、日本の樋口新葉ら実力選手を抑えて優勝を勝ち取った。
しかし、その魅力は演技にとどまらなかったようだ。フィギュアスケートの衣装の評論でファンにも知られるベレオス氏は、自身のブログで今大会がGP初戦だった選手の衣装を分析。その中でザギトワの装いについて「OK、最初に言わせて。アリーナはアメージング!! すべての女子フィギュアスケーターは注視すべき!」と絶賛している。
まずは、銀と黒を基調にしたシックな装いだったSPの「ブラックスワン」について「最高に美しいスパンコールとチュールのデザインを着こなしていた」と評価。「ハンドカットのバレリーナ・チュチュ、銀と黒のパイエット、腕のスリーブの細部すべて…まさにフィギュアスケート界における高級服だ」と舌を巻いている。