桐生祥秀が10秒14で優勝! 新国立競技場で初陣V「ここを勝ち切れたことが収穫」
陸上のセイコーゴールデングランプリ(GGP)が23日、東京五輪会場となる国立競技場にて無観客で行われ、男子100メートル決勝は桐生祥秀(日本生命)が10秒14で優勝した。昨年11月に完成した国立競技場で本格的な陸上競技会が行われるのは初めて。また、新型コロナウイルスの感染拡大後のトラック・フィールド種目では初の全国規模の大会、東京五輪代表を争う豪華メンバーが揃った中で快走を見せた。
国立競技場でセイコーGGP開催
陸上のセイコーゴールデングランプリ(GGP)が23日、東京五輪会場となる国立競技場にて無観客で行われ、男子100メートル決勝は桐生祥秀(日本生命)が10秒14(向かい風0.2メートル)で優勝した。昨年11月に完成した国立競技場で本格的な陸上競技会が行われるのは初めて。また、新型コロナウイルスの感染拡大後のトラック・フィールド種目では初の全国規模の大会、東京五輪代表を争う豪華メンバーが揃った中で快走を見せた。
レース後、桐生は「ここを勝ち切れたことが収穫。来年を踏まえて想定しているので、今回2本走れたのは今後のレースにつながる。(国立は)お客さんは今日は残念ながらいないけど、満杯になったら盛り上がると思うので、すごい楽しみです。今シーズンはもっとアベレージを上げてベストタイムを狙っていく。来年に向けて地元東京であるので、自分の力を発揮したい」と語った。
桐生は全体1位となる10秒09のタイムで予選を通過。決勝はケンブリッジ飛鳥(ナイキ)との競り合いとなったが、振り切った。1年後に延期になった東京五輪へ弾みをつける優勝となり、笑顔。ケンブリッジは10秒16で2着だった。
(THE ANSWER編集部)