「0.9秒の閃き」― 久保建英、16歳のプロ初ゴールに反響 バルサ復帰の声も?
特筆すべき16歳の判断の早さ…わずか「0.9秒」、しかも出場2分後に冷静な判断
熱狂に包まれるスタジアム。ところが、背番号41は表情を変えることはない。
これくらい当然とばかりにさらなる追撃へ、自陣に戻っていった。これが、1日にトップチームとのプロ契約後の初戦でゴール。プロ選手として記念すべき得点を、Jリーグ公式Youtubeチャンネルも公開している。
映像を見ると、特筆すべきは判断の早さだ。DFがクリアしてから、久保がシュートを打つまで、わずか0.9秒。その間にGKの状況を見極め、一瞬の決断から、いったんトラップという無難な策ではなく、ダイレクトでシュートという閃きが生まれている。しかも、出場からわずか2分後。試合のリズムをつかむまで時間がかかってもおかしくない状況でやってのけるから恐れ入る。
公開された映像に対し、ファンからバルサ復帰やフル代表招集を望む声も上がっていた。試合は3-4で敗れたが、久保は1ゴール1アシストをマーク。日本が誇る天才の才能が異次元であることを、改めて知らしめた。