なおみフィーバー発生!? 大坂が“第二の母国”訪問「ハイチを歩いてみたかった」
ハイチで語った決意「精神的な強さ、自信、進化したいという」
人生初のハイチ訪問は20歳になった大坂の悲願だった。父の育ったジャクメルなどの町を訪問。「ハイチは美しい小さな国だと思います。ネガティブな話は現実を反映していません」と大坂は愛情を深めたという。
元世界ランク1位のビーナス・ウィリアムズ(米国)、アンゲリク・ケルバー(ドイツ)ら実力者を下したこともある逸材は、第二の祖国で、さらなる進化に絶大な自信を示している。
「シンガポールで優勝も経験しています。常に勝ち続けるということだけが、ハイレベルを意味することではありません。私はまだツアーをスタートさせてから間もないですし、経験を積む必要もあります。大きな大会も経験してきました。結果に目を向ければ、私はゴールから遠すぎるというわけではない。そこに到達するためにとても努力をする必要があることはわかっています」
こう前置きした上で、天真爛漫な大坂は強気に言い放ったという。
「精神的な強さ、自信、進化したいという意思が私にはあります。最もハイレベルな場所で輝くのは私にとっては時間の問題に過ぎない。私のお気に入りのサーフェスはハードだけど、芝も問題ない。私のウィンブルドンでの最近の結果を見れば、ね」
ハイチで新女王の座をうかがう気迫を見せた大坂。2018年の女子テニス界はナオミの年になるかもしれない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer