ジョセフ日本、4万3621人の前で課題残した「規律」の徹底「自分の仕事に徹すべき」
「日本は成長している」―主将リーチ・マイケルが感じた収穫と課題とは?
「(オーストラリアは)非常に体格の大きな選手が多く、相手の勢いを止められず苦戦した。今後、取り組むべきはまず規律(の徹底)。選手はプレッシャーがかかるなかでも、空回りせず、自分の仕事に徹し、チームメートを信頼してプレーするべきだと思う。今後もワールドカップに向けて世界の強豪チームと戦うことでチームを強化していく」
また、主将のリーチ・マイケル(東芝)は「日本は成長しているし、今日の試合で自分たちのレベルがはっきりわかった」と振り返る。
「今日までの3週間、ディフェンスの練習に重点を置いてきた。少しずつ良くなってはいるが、1対1の場面ではまだまだ力不足。自分たちがやりたいハイテンポのゲームとフィジカルの力がマッチしていないので、体力の強化が今後の課題」
日本代表は今月、フランスに遠征。18日はトンガ代表(世界ランク13位)と、25日はフランス代表(同8位)と今年最後の試合を行う。ジェイミーHC体制となり約1年。今回のオーストラリア戦、そして、フランス遠征の結果は今後を占う試金石となる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer