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18歳新人・西郷真央が首位浮上 プロ2戦目の史上最速Vに王手「緊張はしないです」

女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72の第2日が15日、長野・軽井沢72G北C(6710ヤード、パー72)にて無観客で行われた。3打差の5位で出た18歳ルーキー・西郷真央(大東建託)が4バーディー、ボギーなしの68で回って通算8アンダー。昨年11月のプロテストに合格した2001年生まれの新星が、後藤未有(やまやコミュニケーションズ)と並ぶ2位に1打差の首位で初優勝に王手をかけた。

通算8アンダーで首位の西郷真央【写真:Getty Images】
通算8アンダーで首位の西郷真央【写真:Getty Images】

NEC軽井沢72第2日、宮里藍&佐伯三貴の4試合目を抜く日本人最速Vなるか

 女子ゴルフの今季国内ツアー2戦目・NEC軽井沢72の第2日が15日、長野・軽井沢72G北C(6710ヤード、パー72)にて無観客で行われた。3打差の5位で出た18歳ルーキー・西郷真央(大東建託)が4バーディー、ボギーなしの68で回って通算8アンダー。昨年11月のプロテストに合格した2001年生まれの新星が、後藤未有(やまやコミュニケーションズ)と並ぶ2位に1打差の首位で初優勝に王手をかけた。

 西郷は前半2番で1つ伸ばすと、8番では184ヤードを奥4メートルにつけてフックラインのバーディーパットを沈めた。9番もバーディーとし、15番でも1つ伸ばした。7月の日本女子オープン予選で背中痛を発症し、フルスイングはできないが、ボギーなしの好プレーを見せた。

「昨日、課題にしていたショットの精度が良くなったのでそれがスコアに繋がった。前半はパットが凄くよかった。今日はショットも全体的に安定していて凄く余裕を持ってプレーできた。前半は凄く(ラインを)読めていてパット数もよかった。後半は読み切れず、チャンスも多かったけど入れきれなかった。でもミスパットはしていないので悔いはないです」

 ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーの1期生で偉大な師匠から考え方を学び、優勝争いを演じている。背中の痛みについて「今日はほとんど痛くなかった。無理に振ってない」と説明。好調の要因について「パッティングだと思う」と語り、優勝争いのプレッシャーについて「緊張はないです。しないです。プロテストも緊張はしていないですね」と強心臓の持ち主のようだ。

 開幕戦のアース・モンダミンカップでも、優勝争いの末に5位に入った期待の星。プロデビュー2戦目で優勝すれば、ツアー制施行後では宮里藍、佐伯三貴の4戦目を抜く日本人最速優勝となる。21世紀生まれの選手でも初となるツアー初優勝へ「まだチャレンジする側。楽しんでこそだと思う。明日も結果がついてくるように楽しくプレーしたい。どんな結果になろうとも後悔ないプレーをしたい」と意気込んだ。

 1打差の3位で川岸史果、笹生優花、葭葉ルミ、安田彩乃、サイ・ペイインが追う展開となった。

(THE ANSWER編集部)

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