ブルワーズ戦で11個目の三振を奪った156kmに米名物セレブが注目

　米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が13日（日本時間14日）、ブルワーズ戦に今季4度目の先発登板。7回1死まで相手打線を無安打に封じるなど、7回1安打1失点、11奪三振の好投で3勝目をマークした。7回に11個目の三振を奪った渾身の97マイル（約156キロ）の動画を、米名物セレブが公開。唸る剛球に米ファンからは「火がついたユウ」「今季のダルビッシュは違う」などと反響が寄せられている。

　浮き上がるような速球だった。ノーヒットノーランがなくなった7回1死、相手打者・ナルバエスを1-2と追い込んだ4球目だ。ダルビッシュの102球目は渾身の97マイル。投げ終わりに右足を高く上げる、躍動感ある投球フォームで外角高めへ投げ込んだ。伸び抜群の1球に、ナルバエスのバットは空を切る。この日11個目の奪三振だった。

　実際の投球動画を、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られ、現役メジャーリーガーや米メディアからも多数フォローされている名物セレブのロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで公開。文面に「ユウ・ダルビッシュの圧倒的な97マイルの直球とKポーズ」とつづって投稿した。

　圧巻の投球で今季3勝目を手にしたダルビッシュ。米ファンからは「火がついたユウ」「ユウのおかげで俺はハッピーだ」「力関係が不公平だ」「彼が戻ってきた」「今季のダルビッシュは違う」「なんてこった！」などと反響が寄せられていた。