ブルワーズ戦で7回1死まで無安打投球で今季3勝目

　米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手が13日（日本時間14日）、ブルワーズ戦に今季4度目の先発登板。7回1死まで相手打線を無安打に封じるなど、7回1安打1失点、11奪三振の好投で3勝目をマークした。今季圧巻の投球を続けるダルビッシュに対し、米記者は「見ていて最高に楽しい」と称賛を送っている。

【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今　2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
（W-ANS ACADEMYへ）

　圧巻の奪三振ショーを見せた。初回から2三振を奪ったダルビッシュは、四死球こそ出すものの相手を寄せ付けない。6回までブルワーズ打線を無安打に封じた。ノーヒットノーランの期待も膨らむ7回、1死から5番スモークに右越えソロを浴び、1点を失ったものの、最後は97マイル（約156キロ）の速球でこの日11個目の奪三振。7回1安打1失点で3勝目を手にした。

　これで防御率1.88と、好投を続けるダルビッシュに、米記者も絶賛を送っている。米放送局「NBCスポーツ」のクリストファー・クロフォード記者は「ユウ・ダルビッシュ？　見ていて最高に楽しい」と自身のツイッターにつづると、続けてこう称賛している。

「昨シーズン後半は大昔のことなので、当時ダルビッシュが支配的であったことを忘れていた。2020年も全然変わらず支配的だ。そしてツイッターアカウントも投球同様に素晴らしい」

　また、カブス公式ツイッターは「ユウ、41度目の2桁奪三振」とつづり、快投を伝えている。ダルビッシュはこれで3連勝。新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れた今季だが、実力を見せつけている。