打者に球種を伝えてから… 200勝右腕の“サインばらし”に米賛否「これは逆騙し?」
米大リーグ、アストロズのザック・グリンキー投手が12日(日本時間13日)のジャイアンツ戦に先発。7回途中1失点で今季初勝利を手にした。この試合で注目を集めているのが、グリンキーの投球前の仕草だ。なんと打者に球種を伝えながらも、空振りを奪うシーンに米メディアが注目。ファンからも「これは逆騙し?」などと驚きの声が上がっている。
グリンキーの驚き投球術に米メディア注目
米大リーグ、アストロズのザック・グリンキー投手が12日(日本時間13日)のジャイアンツ戦に先発。7回途中1失点で今季初勝利を手にした。この試合で注目を集めているのが、グリンキーの投球前の仕草だ。なんと打者に球種を伝えながらも、空振りを奪うシーンに米メディアが注目。ファンからも「これは逆騙し?」などと驚きの声が上がっている。
圧倒的な自信から来る振る舞いなのか、それとも……。36歳のベテラン右腕が驚きの行動に出た。モーションに入る前にはっきりと指を2本立てて、何かサインを送っている。そして投げたのは外角へのスライダー。これに打者のバットは空を切っている。また口頭でサインを口にしてから投げるシーンもいくつもあったようだ。
米スポーツ専門局「CBSスポーツ」はこのシーンに注目。「アストロズのザック・グリンキー、打者に次投じる球を伝えるも空振りに抑える」と題した記事では、グリンキーの投球術に着目し、こうレポートしている。
「グリンキーは2試合連続でクオリティースタートを記録したが、誰もそんな記録は頭に残らないだろう。むしろ人々はグリンキーがジャイアンツの選手たちに次に投じる球を伝え、しかも抑えたという事実がずっと頭に残るはずだ。試合序盤からグリンキーはサインを口にし、合図をキャッチャーに送っているかのように思えた」