ロマチェンコ4団体統一戦、10月開催で合意と米報道 現地記者が速報「待ちきれない」
ボクシングの世界ライト級3団体王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が4団体統一へ向けて、IBF同級王者のテオフィモ・ロペス(米国)と対戦することで合意に至った。10月中旬から下旬にかけての開催となる見込み。米記者が報じている。
消滅危機だったロペス戦実現へ
ボクシングの世界ライト級3団体王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が4団体統一へ向けて、IBF同級王者のテオフィモ・ロペス(米国)と対戦することで合意に至った。10月中旬から下旬にかけての開催となる見込み。米記者が報じている。
パウンド・フォー・パウンドで2位に君臨するロマチェンコと、15戦全勝(12KO)の22歳ロペスの注目カード。当初は春に予定されていた4団体統一戦。新型コロナ禍で延期となり、その後はファイトマネーをめぐって消滅の危機も伝えられていたが、無事に開催される運びとなりそうだ。
スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のマイク・コッピンガー記者は「情報筋がジ・アスレチックに語ったことによると、ワシル・ロマチェンコとテオフィモ・ロペスがライト級の統一戦を10月中旬から下旬に行うことで合意。待ちきれない」とツイッターで速報。ペイパービュー(PPV)ではなく、米スポーツ専門局「ESPN」での中継となることも伝えている。
また続くツイートでは両者のファイトマネーにも言及。「情報筋によると、テオフィモ・ロペスは150万ドル(約1億6000万円)程を得るようだ。ワシル・ロマチェンコは350万ドル(約3億7000万円)相当のパッケージに同意したものの、取り分を減らしてこの一戦が実現することを容易にした」と説明を加えている。
スター揃いのライト級をロマチェンコが統一するのか。それとも底の見えないロペスがアップセットを起こすのか。楽しみな一戦を待ちたい。
(THE ANSWER編集部)