10秒間で111発連打 話題の中国人ボクサーに米ファン指摘「これじゃハエも倒せない」
ボクシングの中国人選手が10秒間に111発のパンチを繰り出す映像を自身のインスタグラムで公開。その動画を米メディアが紹介し、大きな話題を呼んでいたが、再生回数は170万回を突破した。一方で、米ファンからは「このパンチじゃKOはできない」「飛んでるハエさえも倒せない」との指摘も上がっている。
SNS投稿で話題、再生170万回突破も「このパンチじゃKOできない」の声
ボクシングの中国人選手が10秒間に111発のパンチを繰り出す映像を自身のインスタグラムで公開。その動画を米メディアが紹介し、大きな話題を呼んでいたが、再生回数は170万回を突破した。一方で、米ファンからは「このパンチじゃKOはできない」「飛んでるハエさえも倒せない」との指摘も上がっている。
SNS上で話題を呼んでいるのは、WBA世界フェザー級正規王者・徐燦だった。投稿したのは1本の動画だ。タンクトップ姿の26歳。スマートフォンのストップウォッチが画面に映る中、銀の大きな丸い板のようなものに向かってパンチをゆっくりと打ち始めた。その直後だ。一気にスイッチを入れると、凄まじいスピードに加速した。
「ダダダダダダ……」と音を立てながら、超高速で左右の拳をコツコツと当てていく。腕を胸の前でクルクルと回すようにして破壊力こそないが、速度はスゴイ。途中は苦悶の表情でカメラ目線を送りながらもペースは落ちず、10秒経過した時点で記録したのは111発。最後はカメラに向かって「誰か、俺よりできるか?」と不敵に言ってのけた。
徐燦が自身のインスタグラムで投稿した動画を米スポーツ専門局「ESPN」公式インスタグラムが引用。「シュ・ツァンによる10秒間で111回のパンチ」とつづると、コメント欄も「彼の筋肉は死んでしまうだろう」などと驚きの声が上がっていたが、反響はさらに拡大しており、米ファンは目を奪われている。
「俺は10秒で20回もできない」「ワオ! なんてアメージング」「111発も? 凄い」と素直に称賛する声の一方で「これは簡単だよ」「リアルパンチじゃない」「このパンチじゃKOはできない」「飛んでるハエさえも倒せない」との指摘も。「ライアン・ガルシアが見てなんと言うか」とSNSで高速パンチを投稿し、度々話題を呼ぶ米若手有望株を引き合いに出す声もあった。
徐燦はオスカー・デ・ラ・ホーヤのゴールデンボーイ・プロモーションズに所属する26歳。19年に世界タイトルを獲得し、2度の防衛も達成している。賛否を呼んだが、動画の再生回数は170万回を突破。米国でも熱視線を浴びることになった。
(THE ANSWER編集部)