田中将大、5回0封をNY紙絶賛 13人連続凡退に「まるで10月バージョンの投球」
米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手が7日(日本時間8日)、レイズ戦に先発登板し、5回1安打無失点の好投を見せた。打線の援護がなく今季初白星は逃したものの、無四球5奪三振と抜群の安定感を披露。地元メディアも「タナカはまるで彼の10月バージョンのような投球だった」と称賛している。
初対戦の筒香は2打数無安打に封じる
米大リーグ・ヤンキースの田中将大投手が7日(日本時間8日)、レイズ戦に先発登板し、5回1安打無失点の好投を見せた。打線の援護がなく今季初白星は逃したものの、無四球5奪三振と抜群の安定感を披露。地元メディアも「タナカはまるで彼の10月バージョンのような投球だった」と称賛している。
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田中は初回2死からディアスに右前打を許すも、ここから13人連続で打ち取る快投を披露。86マイル(約138キロ)の鋭利なスライダーで空振りを奪い、さらに制球も冴え、わずか59球で5回を投げ終えた。日本時代を含めても初対戦となった筒香との対戦では一邪飛、中飛と2打数無安打に抑えた。
田中に勝敗はつかず、チームも0-1で敗れたが、米地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「ヤンキース、マサヒロ・タナカの圧巻の登板を無駄にする。レイズに完封負け」との見出しで記事を掲載。援護できなかった打線を批判するとともに、田中の好投を評価している。
同紙は「金曜のナイトゲームは完敗ではなかった。マサヒロ・タナカはまるで彼の10月バージョンのような投球で5回を零封し、ヤンキースのローテーションに必要な勢いを与えた」とプレーオフに強い田中が10月に見せるような快投だったと称賛している。
今季2度目の登板の投球内容については「59球のうち44球がストライクだった。再三に渡って相手を追い込み、5奪三振。5回無四球被安打1だった」と伝えている。
田中は7月4日(同5日)の練習中、頭部に痛烈な打球を受けたが、順調に回復。前回1日(同2日)のレッドソックス戦では、球数制限が設けられていた関係から、2回2/3で4安打2失点(自責1)で降板していた。
(THE ANSWER編集部)