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全米放映の“甲子園映画”が日本に 高校野球ドキュメンタリー2作品の劇場公開が決定

日活は6日、2018年の第100回全国高等学校野球選手権記念大会を目指す球児たちとその指導者を追った「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」と、1968年9月に公開された「第50回全国高校野球選手権大会 青春」の劇場公開が決定したと発表した。「今年は映画館で甲子園を。」をテーマに、高校野球を題材とした記録映画2本を連続劇場公開する。

全米放映された「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」【写真:Cineric Creative / NHK / NHK Enterprises】
全米放映された「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」【写真:Cineric Creative / NHK / NHK Enterprises】

「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」は米ESPNで放映され話題に

 日活は6日、2018年の第100回全国高等学校野球選手権記念大会を目指す球児たちとその指導者を追った「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」と、1968年9月に公開された「第50回全国高校野球選手権大会 青春」の劇場公開が決定したと発表した。「今年は映画館で甲子園を。」をテーマに、高校野球を題材とした記録映画2本を連続劇場公開する。

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「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」は、「高校野球という日本独自の文化を海外に紹介したい」という山崎エマ監督と制作陣の願いから日米の国際共同制作作品として誕生。今年6月には米最大のスポーツチャンネル「ESPN」で全米放映され、高い関心と大きな話題を集めていた。

 同作品は最激戦区の神奈川・横浜隼人と、大谷翔平や菊池雄星を輩出した岩手・花巻東の球児と指導者へ1年に渡る長期取材を敢行。横浜隼人の水谷哲也監督、花巻東の佐々木洋監督の2人の100回大会を追いながら、高校野球を日本社会の縮図と位置づけ、変わりゆく時代を考えるドキュメンタリーとなっている。

 山崎監督はイギリス人の父と日本人の母を持ち、ニューヨークと東京を拠点とするドキュメンタリー映像監督。今年は新型コロナウイルスの影響で春夏の甲子園大会が中止となったが「高校野球が本来の姿を取り戻すまでの『繋ぎ』の一つとして、そして今一度この日本の風物詩を見つめ考える機会として、本作が役に立てばと願っています。全国の球児や関係者の方々にとっても、少しでも前に進むパワーの源にして頂ければ幸いです」などとコメントしている。

「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」は8月21日より丸の内TOEI、アップリンク渋谷ほか、全国順次公開となる。「第50回全国高校野球選手権大会 青春」は巨匠・市川崑監督が夏の甲子園・第50回記念大会を圧倒的なスケールで映画化したもの。“幻の傑作”と語り継がれており、こちらは8月14日より、同様に全国順次公開となる。

(THE ANSWER編集部)


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