米ツアー自己最高の4位フィニッシュ、スーパーショットも披露

　米女子ゴルフのドライブオン選手権は2日（日本時間3日）、最終日が行われ、2打差4位から出た河本結（リコー）はイーブンパー72とスコアを伸ばせず、通算3アンダーで首位と4打差の4位だった。優勝争いに絡み大会を盛り上げた日本の21歳。14番ホールでは難しいライからのスーパーショットを披露。米LPGAツアー公式インスタグラムが実際のショットを動画付きで投稿すると、米ファンからは称賛が沸き起こっている。

　米国のゴルフファンにも確かな実力を証明した。14番ホールの第2打だ。ボールはフェアウェーバンカーとラフの境目で、スタンスはバンカーの中でしか取れない。バンカーとフェアウェーの段差で、ボールの位置も高いという難しいライだった。

　そんな状況だったが河本はクラブを短く持ち鋭く振り下ろすと、まっすぐ飛び出したボールは花道から転がってグリーンオン。見事なショットで、このホールはきっちりとパーをセーブした。

　米LPGAツアーは「難しいライ？　ユイ・カワモトなら問題なし」と添えて実際のショットの動画を投稿。するとファンからは称賛のコメントが続々と集まっている。

「凄い！　素晴らしいショットだ」
「輝く新しいスター」
「超かっこいい」
「相当なショット」
「次世代のスターだ」
「ナイス！」
「どんなに素晴らしいことか」
「驚くばかりだ！」

　今季から米ツアーに本格参戦している河本。4位は自己最高だ。今後もマラソン・クラシック（6日開幕）に参戦してから渡欧しスコットランドオープン（13日）、AIG全英女子オープン（20日開幕）と転戦する。渋野日向子に続く、日本のニューヒロイン候補として海外からも注目をあびることとなりそうだ。